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スタンレーのマスターシリーズとは!?
スタンレー(STANLEY)は100年以上の歴史をアメリカの魔法瓶ブランドです。
その中でも、保温・保冷性能と耐久性の高さにおいて、最高峰のスタンレー(STANLEY)が発売されました。
その、スタンレー(STANLEY)史上最高の商品こそが、スタンレーのマスターシリーズです。
スタンレー マスターシリーズはシンプルなデザインがかっこいい
スタンレーのマスターシリーズは、容量(サイズ)によって形が違うのですが、どれを見てもかっこいいです。
スタンレーは無骨な格好良さのイメージでしたが、このマスターシリーズはのすごくシンプルで洗練されています。
マスターシリーズは一生使える驚異の耐久性
そんな、スタンレー(STANLEY)のマスターシリーズですが、キャッチコピーは【タフ中のタフ!】です。
英語では、【Toughest of the tough】です。それだけ耐久性に自信があるようですね。
スタンレーは今でも「一生使える魔法瓶」とも呼ばれているぐらいなので、マスターシリーズならさらに優れた耐久性ということでしょう。
圧倒的な保温・保冷性能こそマスターシリーズの特徴
保温・保冷性能がとても高く実用的です。ただ、保冷力や保温性能は外気温の条件やマスターシリーズの商品サイズによって異なります。また、サイズによっても使い勝手が変わってきます。
なので、それぞれのサイズのレビューから、実際の保温・保冷性能、使い勝手の良さなどを確認してもらえればと思います。
スタンレーマスターシリーズのリアルなレビューをご紹介!
スタンレーのマスターシリーズは、3つのサイズがあります。サイズによってデザインや保温性能も違います。
そこで、スタンレーのマスターシリーズのレビューや口コミをサイズごとに並べました。それぞれのサイズでリアルなレビューを見て参考にしていただければと思います。
スタンレーマスターシリーズ【真空ボトル1.3L】のリアルなレビュー
とにかく保温力・保冷力がすごいです。大きいサイズなので、長時間使うことが多いのですが、全然温度が変わらないですね。
しかし、他の人の口コミやレビューにもあるように、構造がしっかりしている分かなり重いです。車やバイクでの移動ならいいですが徒歩で持ち運ぶのはキツイです。
デザインがかっこいいです。このアメリカっぽい無骨さが最高です。キャンプなどに持って行くと雰囲気出ます。
熱湯を朝8時に入れて、15時にコーヒーや紅茶を作るのに使いました。これだけ時間が経ってもまだ熱々だったので、さすがスタンレーです。
スタンレーマスターシリーズ【真空ボトル0.75L】のリアルなレビュー
スタンレーの真空ボトルが欲しかったのですが、なかなかお店では見つけられなくて、Amazonで買いました。
重さと存在感がすごいです。ただ、性能とデザインが素晴らしいので、これから使い倒します!
保温力が高いのでおすすめです。
私が気に入っているのは、フタ(カップ)にも保温性があることです。これがあるのとないのとでは、全然違います。マスターシリーズにしてよかったです。
象印の魔法瓶と比較するとスタンレーの方が保温力が高いです。値段も違いますが、長時間(12時間以上)使うのであれば、スタンレーの方が明かに差をつけて保温性能が高いのでおすすめです。
スタンレーマスターシリーズ【真空マグ0.53L】のリアルなレビュー
朝に氷を入れて会社に持って行くのですが、家に買ってきてもまだ氷が残っています。ほんとに保温・保冷性能が高いですね。
デザインもかっこいいので、気に入っています。
ボトルの表面の加工が滑りにくくて持ちやすいです。飲み口も飲みやすい。
ただ、重いです。車で出かけるときに活躍しています。
小さいサイズのボトルは保温性が低いことも多いですが、スタンレーはやはりすごいですね。朝入れたコーヒーが夜まで熱いです。
スタンレーマスターシリーズのSNSでの評判&レビュー
スタンレーマスターシリーズを実際に使っている方のレビュー・評判をSNSから見つけてきました。
かなりたくさんのレビューがありましたので、その一部をご紹介します。
リアルなレビューなので、スタンレーマスターシリーズの購入を検討している方はきっと参考になると思います。
スタンレーマスターシリーズのレビュー!買ってみた@Instagram
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スタンレーマスターシリーズのレビュー!買ってみた@Twitter
新しいマグはスタンレーのマスターシリーズのやつ。氷だけ詰めとけば一晩一切溶けないレベル。指引っ掛けて持ち運べるしペットボトルもそのまま移し替えできるしラーメンの汁も持ち運べる最高 pic.twitter.com/W8GcOi9ew5
— カネコ (@camponcamp) July 19, 2019
スタンレーのマスターシリーズ。質感がめちゃいい。持ち心地も上質。 #ASOVIVA pic.twitter.com/u3HRAY9OPu
— 辰巳健太郎@令和もラジオとアウトドア🏕🔥 (@kentarock1202) September 6, 2017
ガス代と時間節約のために自宅であらかじめ沸かしたお湯を水筒に入れてきたんだけど雪山に来て丸一日経ってるのにお湯に触ったら熱っ!てなるくらい冷えてない。スタンレーのマスターシリーズ高かったけど性能は本物だった。すげえ
— ミヤ (@sdwndr1988) February 19, 2018
スタンレーマスターシリーズのSNSでの評判&レビュー<まとめ>
1番多い意見はなんといっても保温性の高さです。
半日ぐらいは余裕で温度を保っています。
夏には氷が全然とけないので、いつでもキンキン冷えた状態で飲めます。
冬には朝に沸かしたお湯で昼にカップ麺が作れるぐらい熱々のようです。
スタンレーマスターシリーズがあればどんな季節でも最高の状態で飲み物を味わうことができるはず。
人気のサイズは在庫切れになるかも
スタンレーマスターシリーズは非常に人気が高いので、アウトドアシーズンやウィンタースポーツのシーズンになると品薄になることがあります。
気になるサイズがあれば早めに楽天やAmazonなどの販売ページを確認しておいたほうがいいかもしれません。
スタンレーマスターシリーズの人気の秘密は保温・保冷性能にあり
レビューからもわかるようにスタンレーのマスターシリーズの人気の理由はその保温・保冷能力にあります。
そこで、スタンレーのマスターシリーズの保温・保冷性能についてまとめたのでご紹介します。
まず、スタンレーのマスターシリーズの最大の特徴である4層構造が素晴らしいですね。
アルミ箔に銅箔をプラスすることで、格段に放射による熱伝導を抑えることができます。さらに、真空層は一般的な魔法瓶やマグボトルなどと比べて約60%も分厚い層になっています。この分厚い真空層が高い保温(保冷)性能を発揮してくれます。
マスターシリーズは素材にステンレスが使用されています。その厚さは1mmで従来品よりも3割も分厚くできています。
また、ボトルの底の部分には真空断熱構造になっているだけでなく、さらにステンレスを上から被せるという、二重構造なっています。これにより、通常の魔法瓶と比べても高い断熱性を確保しています。
加えて、中栓にもステンレスが使われています。これによりボトルの中身がほぼ完全に断熱素材にしか触れないことになるので、保温性能が高くなります。
さらに!スタンレーマスターシリーズの真空ボトル1.3Lと真空ボトル0.75Lにはカップが付いていますが、これにも真空断熱構造が使われており、カップにも保温・保冷性能を高める工夫がされています。これは普通の水筒にはないスタンレーの珍しい特徴です。
ちなみに、このカップは熱いコーヒーを20分間保つことができるようです。
スタンレーマスターシリーズを比較してみた!
スタンレーマスターシリーズを色んな角度から比較してみました。
購入を検討されている方はぜひの参考に。
従来シリーズ「クラシック」と「マスター」を比較
まずは、ロングセラーのクラシックモデルと最上位モデルのマスターシリーズを比較します。
マスターシリーズ | クラシックシリーズ | |
保温力(6時間) | 0.53L:74度以上
0.75L:85度以上 1.3L:89度以上 |
0.47L:79度以上
0.75L:81度以上 1.0L:85度以上 1.9L:89度以上 |
保冷力(6時間) | 0.53L:7度以下
0.75L:5度以下 1.3L:4度以下 |
0.47L:6度以下
0.75L:6度以下 1.0L:5度以下 1.9L:4度以下 |
重さ | 0.75L:890g | 0.75L:598g |
カラーバリエーション | ブラック | グリーン
ブラック |
素材 | ステンレス鋼 | ステンレス鋼 |
サイズラインアップ | 3種類 | 4種類 |
ロゴデザイン | ベアロゴが小さい | ベアロゴが大きい |
価格 | 高い
0.53L:7,920円 0.75L:12,650円 |
安い
0.47L:6,820円 0.75L:7,700円 |
総合評価(Amazon) | 0.53L:★4.4 | 0.47L:★4.1 |
総合評価(楽天市場) | 0.53L:★4.62 | 0.47L:★4.46 |
スペックはマスターシリーズが当然高いのですが、同じ容量の0.75Lサイズで比較してみても、マスターシリーズのほうが200g程度重いですね。
また価格も同程度の容量で比較しても、マスターシリーズのほうがお高いです。
ただし、その分マスターシリーズのほうがスペックが高いので、Amazonや楽天市場の総合評価は高いです。(楽天市場は口コミ件数が一番多いショップでの評価)
マスターシリーズのサイズ別比較
マスターシリーズは現在4種類のサイズラインナップが用意されています。
それぞれに特徴的があるのであなたのニーズに合ったものを選びましょう。
0.23L | 0.53L | 0.75L | 1.3L | |
特徴 | フラスコタイプ | ハンドル付き
コップ無 |
ハンドル無
コップ付き |
ハンドル付き
コップ付き |
保温力(6時間) | - | 74度以上 | 85度以上 | 89度以上 |
保冷力(6時間) | - | 7度以下 | 5度以下 | 4度以下 |
重さ | 260g | 510g | 890g | 1,310g |
高さ | 13.0cm | 23.1cm | 30.3cm | 35.7cm |
直径(底部) | 9.2cm | 7.4cm | 8.6cm | 10.1cm |
価格(公式サイト) | 7,700円 | 7,920円 | 12,650円 | 17,600円 |
Amazon実勢価格 | 現在価格 | 現在価格 | 現在価格 | 現在価格 |
総合評価(Amazon) | ★4.5 | ★4.4 | ★4.4 | ★4.2 |
サイズが大きくなるほど、保温・保冷時間が長くなります。
容量が大きくなるほど、本体重量が跳ね上がるので、軽さ重視の方は注意です。
スタンレーマスターシリーズと他メーカーボトルとの比較
真空ステンレスボトルといえばスタンレーの他にも思い浮かぶメーカーがありますね。
ここでは代表的なメーカー、「サーモス」「象印」「タイガー」の3つの真空ステンレスボトルとスタンレーマスターシリーズを比較してみます。
条件を揃えるため、ここでは各メーカーの500mlサイズで比較します。
スタンレー | サーモス | 象印 | タイガー | |
商品名 | マスターシリーズ | 真空断熱ケータイマグ | TUFF ステンレスマグ | 真空断熱ボトル |
品番 | 6939236414227 | JOO-500 | SM-ZB48 | MCX-A502 |
容量 | 530ml | 500ml | 480ml | 500ml |
重量 | 510g | 200g | 230g | 230g |
保温力(6時間) | 74度以上 | 72度以上 | 71度以上 | 69度以上 |
保冷力(6時間) | 7度以下 | 9度以下 | 8度以下 | 8度以下 |
価格(定価) | 7,920円 | 3,300円 | 6,050円 | 6,600円 |
Amazon実勢価格 | 現在価格 | 現在価格 | 現在価格 | 現在価格 |
総合評価(Amazon) | ★4.4 | ★4.5 | ★4.6 | ★4.4 |
やはり、保温・保冷性能ではスタンレーマスターシリーズが一番優秀です。
その分スタンレーマスターシリーズはその他メーカーの2倍以上の重さになっています。
また、その他メーカーに比べて定価も高いですが、実勢価格も高いです。
それでも、スタンレーが人気なのは、これらのスペック表からは見えにくい耐久性を評価しているからだと考えられます。
一生使えるボトルと考えればコスパがいいと判断する人が多いのではないでしょうか?
スタンレーマスターシリーズの比較まとめ
スタンレーマスターシリーズとクラシックシリーズはそれほど大きな違いがないので、サイズや形の好みで選んでもよさそうです。
他のメーカーの真空ステンレスボトルと比較しみると、スタンレーマスターシリーズが特異な存在というのがよくわかりますね。
同じようなボトルなのに重さと値段が全然違います。
ここにはスタンレーのこだわりと、スタンレーブランドの耐久性への信頼が表れていると思います。
スタンレーマスターシリーズのメリット・デメリット
スタンレーのマスターシリーズを使ってみてわかったメリット・デメリットをご紹介します。
デメリットが許容できる範囲であれば、マスターシリーズは即買いできるメリットがあります。
スタンレーマスターシリーズのメリット!
- 保温保冷性能が高い(12時間は熱々・キンキン)
- 食洗器で洗える(中栓やフタは手洗いがおすすめ)
- 一生使える耐久性
- 飲み口が広く家庭で作る氷は余裕で入る
- 表面は金属なのにザラザラした加工がされており滑りにくい(個人的には重要なポイント)
- ブラックカラーとシンプルデザインがかっこいい(かわいい系ボトルはたくさんあるけどかっこいい系は希少)
- 取手があるので持ち運びの際に手が塞がることがない(小指に引っ掛けてボトルを持てば同時に別のものを持てます。)
- 使い古した傷も味になる(スタンレーというブランドをまとっているからこそ辿り着く境地だと思ってます。)
- 中栓などのパーツだけでも購入できる(パッキンの劣化に対応できる)
スタンレーマスターシリーズのデメリット
- 他の真空ボトルに比べて重い(といっても0.53Lであれば小指一本で持てます。)
- 値段が高い
- カラーバリエーションがない
スタンレーはこんな人におすすめ!
- ボトルの重さが気にならない人
- アウトドアが好きな人
- 値段が高くても長く愛用できることに価値を感じる人
- かっこいい系のボトルが好きな人
- 長時間の保温・保冷力を求める人
男女問わず人気のスタンレーですが、向いてるのは保温力・保冷力を求める方。
その機能性と引きかえに少しボトルは重いですが、それを許容できる方にとっては、スタンレーマスターシリーズは一生付き合える最高のパートナーになるはずです。
もっと手軽にスタンレーゴーシリーズ
スタンレーにはマスターシリーズよりもカジュアルな「ゴーシリーズ」があります。
豊富なカラーバリエーションとハンドル付きの持ちやすさで、アウトドアはもちろんオフィスや学校でも活躍します。
フタがプラスチック製で、中栓もないので保温力はマスターシリーズには劣りますが、軽くて持ち運びにはちょうどいいです。
筆者もスタンレーゴーシリーズを愛用していて、夜寝る前に熱々のコーヒーを入れて、朝起きた時に飲んでいます。
6〜7時間後でも十分に熱々です。
起きてすぐ熱々のコーヒーでほっとできるのはスタンレーゴーシリーズの保温力のおかげです。
女性におすすめスタンレーアドベンチャーシリーズ
スタンレーにはゴーシリーズよりもさらに小ぶりで可愛い「アドベンチャーシリーズ」があります。
こちらはボトルというより、飲み切りサイズのマグに近いです。
軽いうえにカラーバリエーションもパステル系で、女性が持つにはピッタリ。
同じアドベンチャーシリーズには、スタッキングできるステンレス製グラスもあります。
筆者もこのグラス愛用してますが、かなりいいです。
フタがないので保温力はそれほど高くないですけど、普通の陶器のマグカップなんかよりは断然いいです。
熱々の飲み物を入れても真空構造なので、「熱くて持てない」なんてこともないです。
夏のアウトドアではこのグラスに冷たいビールを注いでおけば長くキンキン状態で楽しめます。
アウトドアに最適!スタンレーマスターシリーズの驚異の耐久性
スタンレーのマスターシリーズはキャンプやバーベキューなどのアウトドアに最適のマイボトルです。
スタンレーのマスターシリーズは保温・保冷性能がとても高いので、電気やガスがないアウトドアシーンでもすぐにアツアツの飲み物やキンキンに冷えた飲み物を飲むことができます。
それだけでも、十分アウトドアにはぴったりの水筒ですが、スタンレーマスターシリーズはさらに耐久性もかなり高いです。
スタンレーの水筒はマスターシリーズ以前から孫の代まで使えると言われるほど高い耐久性を誇りました。
耐久性の高さから第二次世界大戦時にはアメリカ軍の装備に採用されるほどでした。
それほど高い耐久性があるので、キャンプやアウトドアスポーツなど、ハードな使い方が想定されるシーンでも気兼ねなく使うことができます。
使っていくうちに徐々に傷がつきますが、それがまた無骨なかっこよさになっていくので、スタンレー製品を長年愛用している方が多いのもうなずけます。