目次
コールマンのタフスクリーンとラウンドスクリーンの違いは3つ
コールマンの2大人気テントと言えば、タフスクリーン2ルームとラウンドスクリーン2ルームです。
この2つはどちらも人気が高いです。それゆえにどちらを使おうか迷う方も多いと思います。
そこで、コールマンのタフスクリーン2ルームとラウンドスクリーン2ルームの違いを分かりやすくまとめました。
もし、どちらかの購入を検討されているならご参考にしていただければと思います。
1.タフスクリーンとラウンドスクリーンの違い<重さ>
コールマンのタフスクリーン2ルームとラウンドスクリーン2ルームの違いとして、まず注目したいのが、重量です。
- ラウンドスクリーン2R:約20kg
- タフスクリーン2R:約16kg
タフスクリーン2ルームのほうが4kgも軽いです。
実際にキャンプサイトでの持ち運びや組み立てを考えるとこの4kgの差は大きいです。
2.タフスクリーンとラウンドスクリーンの違い<素材>
次に注目したい2つのテントの違いは素材です。
どちらのテントも生地は防水加工されたポリエステルですが、ポールの素材は違います。
- ラウンドスクリーン2R:スチール製
- タフスクリーン2R:アルミ合金製
アルミ合金の方が軽くて、熱による曲がりもなく丈夫です。
素材に違いがあるからこそ、重量もコールマンタフスクリーン2ルームの方が軽いということです。
3.大きな違いはベンチレーション(換気・空気循環)
コールマンのタフスクリーン2ルームとラウンドスクリーン2ルームは形はよく似ていますが、ベンチレーション(換気システム)が違います。
ベンチレーションは、蒸し暑い夏にはとても重要です。空気の循環がうまくいけば夏でも快適に過ごすことができます。
- ラウンドスクリーン2R:トップベンチレーション
- タフスクリーン2R:トップベンチレーション+アンダーベンチレーション
【トップベンチレーション】
【アンダーベンチレーション】
ラウンドスクリーン2ルームは「暖かい空気は上昇する」という性質を活かして、テント下部から空気を取り込み、テント内の暖かい空気をテント上部から排気する仕組みになっています。
ラウンドスクリーン2ルームはこのベンチレーションで蒸し暑い夏の対策が可能となっており、これは大きな違いです。
気になる価格の違いは!?
一番気になる違いが価格の違いです。
- 商品名:コールマン・タフスクリーン2ルームハウス
- 価格:54,500円(2022年11月時点:Amazon)
- 商品名:コールマン・ラウンドスクリーン2ルームハウス
- 価格:49,800円(2022年11月時点:ナチュラム楽天市場店)
現在およそ5,000円の違いがあります。
これが大きい違いと見るかは人によりますが、それぞれのスペックを比較してよく考えてみましょう。
コールマン「タフスクリーン2ルームハウス MDX」
寝室側にもクロスフレームを採用したことで、建てやすく、室内が広く使えるのでこちらもおすすめ。これまでのタフスクリーン2ルームの「ランタンフックがない問題」も解決されています。
コールマン「タフスクリーン2ルームハウス MDX+」で日光をシャットアウト
光の透過を防ぎ温度上昇を軽減する遮光PUコーティング採用したモデルも登場しています。
昼間でもお昼寝しやすくていいですね。
【徹底比較】タフスクリーンとラウンドスクリーンの仕様
タフスクリーン2ルームとラウンドスクリーン2ルームのサイズや重さ、素材、付属品などそれぞれの仕様の違いを確認しましょう。
細かい違いを知れば、価格の違いにも納得できるでしょう。
タフスクリーン2ルーム | ラウンドスクリーン2ルーム | |
耐水圧 | 約2,000mm(フロア:約2,000mm) | 約2,000mm(フロア:約2,000mm) |
定員 | 4~5人用 | 4~5人用 |
インナーサイズ | 約320×230×170(h)cm | 約320×230×170(h)cm |
収納時サイズ | 約ø30×74cm | 約ø28×82cm |
重量 | 約16kg | 約20kg |
材質(フライ) | 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) | 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) |
材質(インナー) | 68Dポリエステルタフタ(撥水加工) | 68Dポリエステルタフタ(撥水加工) |
材質(フロア) | 210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) | 210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール) |
材質(ポール) | アルミ合金(キャノピー/スチール) | スチール |
仕様 | 前室、キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、メッシュポケット、コード引き出し口、ストームガード | キャノピー、前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、メッ
シュポケット |
付属品 | キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース | キャノピ-ポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ |
結局どっちが買い!?タフスクリーンとラウンドスクリーン
コールマンのタフスクリーン2ルームとラウンドスクリーン2ルームは結局どちらが買いなのでしょうか?
タフスクリーン2ルームのメリットを再確認
- 一人でも設営できる
- 寝室サイズは4人でも広々
- 耐水性が高く雨がしみこまない
- メッシュなので虫の侵入が少ない
- 空気が循環して夏でも快適
ラウンドスクリーン2ルームのメリットを再確認
- 寝室サイズは4人でも広々
- 耐水性が高く雨がしみこまない
- メッシュなので虫の侵入が少ない
- 型落ちなので価格が安い
違いはどこ?ポイントは換気と設営
タフスクリーン2ルームとの大きな違いは、空気の循環(換気)と設営です。
特に大きな違いは、ラウンドスクリーン2ルームハウスは2人で設営することを想定して作られています。
それに対してタフスクリーン2ルームは1人での設営を想定しています。
この設営のしやすさなら、多少価格が高くてもいいかな?って思うのですがどうでしょう?
ちなみに、コールマン・タフスクリーン2ルームの設営方法がこちらの動画です。
簡単そうでしょう?
この使い勝手ならかなりコスパに優れていると思います。
なので、基本的にはタフスクリーン2ルームをおすすめしますが、とにかく価格が安いものを選びたいということであれば、ラウンドスクリーン2ルームを選ぶとよいと思います。
- 商品名:コールマン・タフスクリーン2ルームハウス
- 価格:54,500円(2022年11月時点:Amazon)
- サイズ:使用時/約320×230×170(h)cm、収納時/約直径30×74cm / 重量:約16kg
- 耐水圧:フライ/2000mm、フロア/2000mm
- 定員:4~5人
- 仕様:前室、キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、メッシュポケット、コード引き出し口、ストームガード
- 付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
- 強風でもびくともしないアルミ合金製メインポール
- 商品名:コールマン・ラウンドスクリーン2ルームハウス
- 価格:49,800円(2022年11月時点:ナチュラム楽天市場店)
- サイズ:インナーテント/320×230×170(h)cm、収納時/直径28×82cm
- 質量:20kg
- 耐水圧:2000mm(フロア:2000mm)
- 定員:4~5人用
- 仕様:キャノピー、前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、メッシュポケット
- 付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバック
コールマンのタフスクリーン2ルームハウスの口コミ・評価
コールマンのタフスクリーン2ルームハウスを実際に使用している人の口コミをチェックしてみましょう。
意外な感想・口コミがたくさんありました。
雨でも濡れないのがすごいです!それに大きいのでキャンプも存分に楽しめます。軽くはないですが、それでもラウンドスクリーン2ルームよりはましなので、ヨシとします。
設営がカンタンです。妻と2人で設営しましたが、次回からは1人でもできそうです。撤収作業は1人でできました。
フライシートが大きいので濡れたときどうやって乾かそうか今から悩んでます。難しそう。。。でもこの居住性の高さを知ってしまったら他のテントには戻れないです。
やはり2ルームはいいですね!リビングがあるので、いちいちタープ張ることもないですし、寝室との行き来も楽ちんです。就寝時にリビングに大きな荷物を置いておけるのも、すごく便利でした。
1人で設営しました。風がなかったのもあって意外に楽にできました。だいたい30分程度です。ただ、付属のハンマーはちょっと心もとない作りなので、ちょっと大きめのハンマーを別に用意するといいかもです。
風が強いと組み立ても、撤収も1人では難しいかもしれません。
タフスクリーン2ルームハウスの口コミ・評価まとめ
どうでしょうか?評価の高い口コミが多いですね。
Amazonの総合評価で☆4.1あるので、基本的にはいい評価が多いです。
気になるのは、設営ですね。やはりドーム型は大きいので、設営が簡単にできるように設計されていても、風が強いとなんともならないようです。
なので、大人1人で他は全員子供という状況ではちょっと困るかもしれません。
それでも、コールマンのタフスクリーン2ルームの「大きさ」を評価し、満足している方の方が多いように思います。
タフスクリーン2ルームで広々と快適なキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 商品名:コールマン・タフスクリーン2ルームハウス
- 価格:54,500円(2022年11月時点:Amazon)
- サイズ:使用時/約320×230×170(h)cm、収納時/約直径30×74cm / 重量:約16kg
- 耐水圧:フライ/2000mm、フロア/2000mm
- 定員:4~5人
- 仕様:前室、キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、メッシュポケット、コード引き出し口、ストームガード
- 付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
- 強風でもびくともしないアルミ合金製メインポール
コールマン タフスクリーン2ルームハウスのSNSでの口コミ・評判
コールマン タフスクリーン2ルームハウスの口コミや評判をSNSで確認してみましょう。
とてもリアルな声なので、テント選びに困っている方はぜひ参考にしてみてください。
コールマン タフスクリーン2ルームハウスの口コミ・評判@Instagram
コールマン タフスクリーン2ルームハウスの口コミ・評判@Twitter
息子と2人で冬キャンプ。
コールマンのタフスクリーン2ルームテントを初めてたてたけど、大きい割に大人1人で設営可能な優れもの。
夕飯は、「ゆるキャン」で作っていたスープパスタ。子ども大喜び。
家で過ごしていたらまず見ない日の出も非日常生活を演出。#子育て pic.twitter.com/O1GrIfTxT0— 子育てパパ (@KecchiTake1) March 1, 2020
今度のキャンプでColemanタフスクリーン2ルームテントの前室を
お座敷スタイルにしようと思い
コストコで
可愛い柄のレジャーマットを2枚購入してきたよ^ ^ 子供が喜びそうだな pic.twitter.com/AUNpfZPfbd— となりのフーミン (@ISbadoDZ24DiMh1) April 10, 2019
今年のお盆にキャンプで使うテントを新調したので、練習を兼ねて家で組み立ててみた。コールマンのタフスクリーン2ルームハウス。店で見た時以上にデカく感じたけど、設営も撤収も一発で成功。出来のいいテントで満足。 pic.twitter.com/m6eAYMjtsO
— FAL_nagoyan (@FAL_nagoyan24) May 12, 2018
口コミ・評判まとめ
コールマンのタフスクリーン2ルームは初心者キャンパーに人気が高いことが分かりました。
特に小さいお子さんがいる家族だとお父さん1人で設営をすることも多いので、設営が簡単なコールマンのタフスクリーン2ルームの選ばれているようです。
これだけの大きさがあればゆったりとくつろげるので、大人も子供も大満足ですね。
- 商品名:コールマン・タフスクリーン2ルームハウス
- 価格:54,500円(2022年11月時点:Amazon)
- サイズ:使用時/約320×230×170(h)cm、収納時/約直径30×74cm / 重量:約16kg
- 耐水圧:フライ/2000mm、フロア/2000mm
- 定員:4~5人
- 仕様:前室、キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、メッシュポケット、コード引き出し口、ストームガード
- 付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
- 強風でもびくともしないアルミ合金製メインポール
唯一の弱点【ランタンフックがない】を解決したい!
タフスクリーン2ルームの口コミにもありましたが、「ランタンをかけるフックがない」というのが、唯一の弱点となっています。
寝室の入り口上部には一つ掛けられるところがありますが、あまりいい場所ではありません。
意外に良い場所がトップベンチレーションを束ねている紐です。そこに引っ掛ければ、高さ的にも、場所的にも邪魔にならないし、眩しすぎることもありません。
この「ランタンフックがない」という問題を根本的に解決するなら、自作するしかありません。
例えば、強力な磁石をテントの外側に張り付け、内側ではフック付きの強力磁石でくっつけます。
そうすると、着脱可能なランタンフックを作ることができます。
テントが傷むといけないので、あくまでも軽めのLEDランタンに限りますが、簡単で費用も安くできるのでおすすめです。
ランキング上位の人気LEDランタン
GENTOS(ジェントス) LED ランタン 【明るさ370ルーメン/実用点灯9-142時間/防水】 エクスプローラー EX-136S 防災 あかり 停電時用 ANSI規格準拠
- サイズ:約直径78×高さ141.5mm
- 本体重量:約355g(電池含む)
- 素材・材質:PC(ポリカーボネート)
- 原産国:中国
- セット内容・付属品:本体、テスト用電池(単3形アルカリ電池×6本)
- 明るさ:High/370ルーメン、Mid/160ルーメン、Eco/20ルーメン
- 使用電池:単3形アルカリ電池×6本
コールマン・タフスクリーン2ルームハウスで素敵な時間を
コールマンのタフスクリーン2ルームは広々としていて、家族キャンプには最適です。
まだお子さんが小さいと夫婦のどちらかが一人でテント設営しないといけない場面もあるかもしれません。
そんなときでも、タフスクリーン2ルームであれば1人で設営も可能。
きっと家族みんなが楽しめるキャンプになるはずです。
ぜひ、家族と素敵な時間を過ごしましょう。